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地域事業者との連携を通じたサステナブルな日本酒の発売について

□□地域商社やまぐち(代表取締役 中村 悠太)は、マックスバリュ西日本株式会社(代表取締役社長 平尾 健一)、三菱食品株式会社中四国支社(支社長 黒瀬 晃一)及び酒井酒造株式会社(代表取締役社長 酒井秀希)と相互に連携し、地域活性化に寄与することを目的として、日本酒「きおけきもと」をマックスバリュ西日本株式会社で発売する運びとなりましたので、下記の通りお知らせいたします。

1.商品概要
(1)商品名
□□□□「きおけきもと」
(2)希望小売価格
□□□□1,380円(税別)
(3)商品規格
□□□□容量:720ml、アルコール度数:18%、精米歩合:90%
□□□□原料米:山田錦(規格外米)
(4)商品コンセプト
□□本商品は、1871年(明治4年)に創業し、山口県で高い知名度を誇る「五橋」の酒蔵、酒井酒造が醸造し、原材料には山田錦の規格外米を使用しております。
□□製法に関して、酒井酒造が2009年に復活させた木桶仕込み*¹と伝統的な生酛造り*²による希少性の高い日本酒で、ロックやストレート等でじっくりと味わっていただける商品となっております。精米歩合は90%と酒米の磨きを抑えておりますが、一般的な純米酒等と比較して遜色ない風味となっており、米本来の旨味を存分に味わえる商品に仕上がっております。

*¹木桶仕込み:金属製タンクでの仕込みと異なり、香りや口当たりがまろやかで、豊かな味わいとなります。
*²生酛造り:乳酸を添加する通常の造りと比較して、手間も時間もかかる昔ながらの製法で、深みのある味わいとなります。

2.取組背景
□□生活スタイルの変化により、日本酒出荷量が全国的に減少する中、高い酒質を誇る山口県産の日本酒は出荷量が増加傾向にあります。近年では精米歩合50%未満の大吟醸酒等が注目を集める一方で、酒米を磨く一連の過程におけるエネルギー消費や、副産物である米粉の利用先の確保、規格外米の取扱という課題もあります。
□□そうした課題を踏まえ、本商品は酒井酒造が永年に亘って蓄積した高い醸造技術を背景に、米の磨きを抑えることで精米工程におけるロスの低減を実現するとともに、原材料に規格外の山田錦を使用することで、資源の有効活用も図られております。
□□今後においても、地域の生産者の想いや技術が詰まった商品を地域内外で循環させていくことで、サステナビリティ向上に資する発信を続けてまいります。

【参画事業者の役割】

事業者名 役割
地域商社やまぐち株式会社 商品開発に係るトータルコーディネート
マックスバリュ西日本株式会社 中四国・兵庫県エリアに展開する地域密着型のスーパーマーケット
三菱食品株式会社 中四国支社 食品流通業が有する商品設計に関する知見やノウハウの提供、流通業態への販売と物流機能の提供
酒井酒造株式会社 日本酒の醸造、現代では珍しい木桶での酒造りに挑んでいる

 

【本件に関する問い合わせ先】
地域商社やまぐち 作間・隆
TEL:083-223-4083

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